認定看護師・専門看護師に転職するには?

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「認定看護師」「専門看護師」を最近ネットでも見かけるようになってきました。大学病院や国立の医療施設や県立病院などでは、認定看護師の資格を看護師名簿に記載するところもあり、一般の患者にとっては「特別な看護師さん?」といった感想が聞かれるようです。

 

ところが、外来患者の中で「認定看護師」「専門看護師」とはどういう職業?と聞かれて、正しく答えられる人はまずいないのが普通。一般の看護師でも「?」という方が非常に多いのです。

 

では、「認定看護師」「専門看護師」はいったいどんな看護師なんでしょうか?

 

「認定看護師=専門性の高い看護師」

 

詳しいことは、日本看護協会のサイトに書いてありますが…かいつまんで言うと「スペシャリスト看護師」が認定看護師。「災害時の救急看護」「床ずれへの対応、失禁などの排泄管理」「がんによる疼痛のケア」「糖尿病患者のケア」…など20前後の(2016年で21分野)専門分野のプロとして認定されることが出来ます。

 

通常、看護師は診療科目のドクターの下で働きます。ところが、認定看護師の場合は、直属のドクターがいるわけではなく、場合によっては複数の診療科にまたがって患者のケアを行います。

 

ということは、専門病院ではなく総合病院に職場がある…ということがお分かりになるでしょう。

 

大学病院で認定看護師が多く雇用されているのは、看護師を育成する役割があるため。認定看護師は一般看護師に専門的な知識を教える役割もあり、大学病院に勤務して育った看護師が、地域の医療施設で活躍すれば、認定看護師の存在感は高まります。

「専門看護師=教育者、研究者としての面も必要な看護師」

 

非常にややこしいのが専門看護師です。専門=スペシャリスト…と考えれば、認定看護師もスペシャリスト。では何が違うのか?それはケアの技術を掘り下げるのではなく、ケアをするために、誰がどういったことをすればいいのか…という指揮系統を作るのが、専門看護師、ということです。

 

そもそも、医療現場で患者を診るということは、優先順位が必要となります。バイタルなのか、瞳孔が開いているかのチェックか、それとも顔色か、寝かせたほうがいいのか…こうした判断ができるには、専門的な知識が必要です。

 

専門看護師はケアの視点で、「患者の現在はこういう状況だから、次には自宅介護がいいだろう」「その際には福祉事務所の○○さんに連絡しよう…」といったストーリーを立てるのです。

 

ここまで来ればお分かりのように、専門看護師になった場合、大規模病院では看護部長クラスの職責を用意してくれるのは間違いないところです。

認定看護師、専門看護師になるにはどうしたらいいのか?

 

看護師の仕事を極める道として、認定看護師と専門看護師がありますが、仮に資格が取得できたからといって求めていた仕事ができるかどうかはわかりません。また、給与も一般看護師と変わらないのが普通。手当が若干付くところも出てきていますが、まだまだ少数派です。

 

看護師転職サイトには「認定看護師」「専門看護師」求人…を扱っているところもあります。仮に、認定看護師の資格を取り、自分だけで求人を探すのは、お勧めしません。

 

それは、認定看護師も専門看護師も、大規模病院に数多く欲しい…というわけでもないからです。病院は、肩書のある看護師がたくさんいるよりも、ジェネラリスト看護師が多くいなければ回っていかないもの。ですから、認定・専門に詳しいエージェントに求人を探してもらうのがベストなのです!

 



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