目次
洗顔料の選び方
洗顔料には固形せっけんを選ぶのがおすすめ
洗顔料はクリーム、液状、粉、泡などいろいろなタイプがありますがおすすめなのは固形せっけんです。
一般的には固形せっけんが添加物が少なくて肌のトラブルを起こしにくいです。
クリームタイプや液状のものは出すぎて量を使いすぎてしまうことがありますので固形せっけんはその点もメリットになります。
固形せっけんで余計な皮脂や汚れを落とすことができます。
固形せっけんの選び方のポイント
1.洗浄力
皮脂をきちんと落とす力があるもの
洗浄力があることが大切です。
ポイントとしてはすすいだ際に指先がキュッというくらいに皮脂が落ちること。
肌がつっぱる感じがするぐらいで大丈夫です。ただその後しっかり保湿をしてください。
2.価格
高くなくても大丈夫!
高いものを選ぶというより値段に関係なく自分の肌にあうものを選んでください。
洗顔せっけんは高いものでなくても大丈夫です。
オイリー肌の方は100円ぐらいの浴用石けんでも十分です。
洗顔後しっかり保湿はしてあげてください。
3.弱酸性でなくていい
弱酸性がお肌にいいとお思いの方もいらっしゃると思いますが洗顔料はとくに弱酸性でなくてもかまいません。
なぜなら水道水は中性なので弱酸性の洗顔料で洗ってもすすいだ後は肌は中性になっています。
洗顔料は中性でもアルカリ性でも弱酸性でも特に構わないです。
肌は自然と弱酸性に戻る性質があるので洗顔後、通常は15分くらいでもとの㏗に戻ります。
間違った洗顔料の選び方
洗顔の目的は皮脂や汚れを落とすことです。
洗顔には石けんひとつで十分です。しかしいろいろな洗顔料が販売されていることもあり選ぶ時に迷ってしまうことと思います。
よくみられる間違った洗顔料の選び方のパターンは大きく分けて2つあります。
①多機能洗顔
「メラニンも落とす」「毛穴を引き締める」「ビタミンC配合」「ヒアルロン酸でうるおいたっぷり」など
いろいろな機能をうたった洗顔料です。洗顔料はすすいだ時に流れてしまうものです。いろいろな成分が入っていてもすすいでしまうと効果を期待できません。いろいろな機能よりもしっかり皮脂や汚れを落とすことを第一に考えて洗顔料を選んでください。
衣服の洗濯に例えると、洗剤と柔軟剤は別々で使うものです。
しっかり汚れを落とす洗剤といい香りでふんわり仕上げる柔軟剤を一緒にする事に無理があります。
②うるおい洗顔
洗浄力の強い洗顔料を使うと皮脂を落としすぎて乾燥しシワになると思い込んで弱めの洗顔料を選ぶ方がいます。
肌のうるおいを守っているのは皮脂ではなく、セラミドなどの別の保湿成分です。皮脂をしっかり落としたからといって肌が乾燥しすぎるといったことはありません。逆に皮脂が肌に残ってしまう方が肌荒れや肌の老化の原因になります。洗いあがりの感触がキュッというくらいがよいです。
「朝は水洗いだけの方がいい」というのはしっかり皮脂を落とすことが前提です。普通はなかなか水洗いだけでは皮脂は落ちませんので洗顔料を使った方が確実です。
ただ洗顔後の保湿はしっかりしてください。