パチンコはギャンブル性が高く、負けてしまうとどんどんはまってしまう恐ろしいものです。
最近では、以前のように当たるモードに入ったとしても、大きく勝ち越すことはできないので、財布の紐のかたいパチンコファンが減っている状況です。
それでもパチンコに依存してしまい借金をしてでも遊び続けたいと思う人も大勢いるようです。
お金を借りる方法としては、消費者金融、銀行系のカードローンなどがあり、審査が簡単、即日融資を受けられること、そして使いみちに制限がないので、ギャンブルのためにお金を貸すことも認められています。
利用限度額が定められ通常の場合はリボ払いという方法で分割払いをするのですが、毎月の返済がままならないような状況になってしまった人は、返済のための借入れをすることになります。
いわゆる多重債務状態になってしまうのです。カードローンやキャッシングの金利はとても高いです。以前に比べますと法律が変わったこともあり、かなり金利は低くなりましたが、それでも年利で約18%の金利を負担しなければなりません。
例えば10万円を1年借りた場合、単純計算で1万8千円もの金利負担をしなければならないということになります。
預金金利は微々たるものなのに、貸し出しの金利が高いのは少々悔しいことですが、それでも借りる人が大勢いるということは、いかに国民が生活に窮しているかということの現れだと考えられます。
借金は必ず返済しなければなりません。絶対にです。もし返済が滞りますと、遅延利息がさらに加算されることになりますので、返済日には必ず引き落とし口座にお金を用意しておく必要があります。
自分の稼ぎではどうしてもお金が返せない場合は、民事手続きを踏むことになります。いわゆる債務整理をするのです。
整理の方法はさまざまですが、まずは借り入れた元本分についてはしっかり返済しなければなりません。
返済の期間や毎月の返済額などを減らしてくれる場合や、金利を安くしてくれるカードローン会社もあるようですが、返済しやすい状況になってもお金を返せない場合には、自己破産宣告をすることになります。
自己破産はご自身の財産を競売にかけて現金化し、債権者であるカードローン会社に返済することです。
つまり、自己破産をしますと一時的にすべての財産を失うと考えるべきです。
たかがパチンコ、少々負けてもいつか取り返せるなどと思っていますと、借金は膨れ上がりますので、返済に滞る場合はすぐにパチンコから手を引くことが必要です。