実際に債務整理をした人の体験談

実際に債務整理をした人の体験談①

まさか、自分が債務整理を体験することになるなんて想像もしていませんでしたが、今になって考えてみれば、単純に債務整理についての法的知識が不足していただけのことというように思っています。

 

当時は、無担保のカードローンなどを中心にして、最大で約1000万円ほどの借金を抱えていました。

 

すべて、先物取引によるもので自己責任によるものです。

 

これだけの借り入れがあれば、普通は苦しいのですが、年収もそこそこあったため返済は問題なく行っていました。

 

ところが、好事魔多しで収入が急激に途切れることになり、数か月先の返済ができないという状態となりました。

 

法的知識があれば、もっと早く弁護士さんに相談していたのでしょうが、自分の収入や先物取引という原因では、債務整理はできないと勝手に思い込んでいました。

 

もっというと、自己破産などという言葉から逃避していたのかもしれません。

 

しかしながら、現実を目の前にするともはや他の問題解決方法が思いつくはずもなく、思い切って弁護士事務所に相談に行くことにしました。

 

3社ほどの弁護士事務所の無料相談を受けましたが、その中から最も詳細なアドバイスをしてくれた弁護士事務所に依頼することにしました。

 

私が依頼したのは自己破産の申し立てです。

 

弁護士さんの費用なども心配していましたが、私の場合には若干ですが、過払い金があること、および、これは知らなかったのですが、弁護士さんに依頼するとその時点で返済がストップしますので、返済用のお金があまることになり、20万円強ほどの弁護士費用は何の問題もありませんでした。

 

自己破産の場合には、すべての借金がゼロになりますが、同時に自宅などの20万円以上の資産については処分して債権者に配当しなければなりません。

 

私の場合、幸か不幸か、賃貸住まいでマイカーもお金のためというよりは単純にのらなくなったために数年前に売却しており、売却すべき資産がないということになり、それまでの生活と何ら変わることはなく借金だけが無くなるということになりました。

 

債務整理という体験を通して、弁護士さんといろいろ話をさせてもらいましたが、債務整理についてもいろいろな考え方があります。

 

弁護士さんの中には、債権者に迷惑をかけるのだから深く反省する必要があるという考えをされる方も多いようです。

 

もちろん、借金をチャラにしたり、大きく減額するわけですから当然の話です。

 

ただし、私の体験から感じるのは、個人に迷惑をかけるのは大問題ですが、現在のカードローン業界などを見てみると、これについては貸すほうにも大きな問題があるという気がしています。

 

いずれにせよ、人生をリスタートできますので、いち早く復帰して社会貢献していくことが最も重要であることは間違いありません。

 

 

実際に債務整理をした人の体験談②

都心部の高層マンションを住宅ローンを組んで購入したのですが、徐々に返済に苦労してしまうということになりました。

 

もともと、少額の頭金に5000万円以上の住宅ローンを組んでいたため、低利とは言え、毎月の返済額は結構厳しいのもでした。

 

それまでは、収入も年々増加する傾向にあり、何とか乗り切れるのではと考えていましたが、子供の教育費などがかさむようになるとますます厳しくなっていきました。

 

よく言われていることですが、一旦引き上げた生活水準を元に戻すというのは非常に厳しいものがあります。

 

とは言え、このままでは余程収入が増えない限りはいずれは破たんすると考え、マンションの売却も考えてみました。

 

しかしながら、新築で購入したため、一旦中古物件となるとこれほど価値が減少してしまうのかということを思い知らされることになり、売却もためらう状態でした。

 

そのうちに、返済が厳しくなり、返済のために新規の借り入れをするようになり債務整理について真剣に考えることになりました。

 

債務整理については自己破産くらいしか知りませんでしたが、同じく住宅ローン返済に苦しんでいる友人から個人再生という方法を知りました。

 

友人の同僚の体験談なのですが、個人再生とは、自己破産のようにすべての借金がゼロになるというものではありませんが、住宅ローンのみを残し、それ以外の債務を約8割減額できるというものでした。

 

友人の同僚も住宅ローンの返済のために多重債務状態であったそうで、個人再生を申し立てることで住宅ローン以外の借金を大きく減額できたという体験をしたというのです。

 

また、弁護士費用なども思ったほどは高額ではなく、減額される金額に比べれば非常に少額の費用で済むということも知りました。

 

この友人の同僚の体験談を聞いて、私も真剣に債務整理について検討しようと考えました。

 

御多分に漏れず、返済のためにすでに多重債務者となっていたからです。その後にさらに調べてみると、個人再生は裁判所に申し立てを行い、住宅ローンと残りの債務を3~5年で支払うという再生計画を提出しなければならず、この再生計画が裁判所に認められることで個人再生が決定されます。

 

債務整理の中でも、個人再生は自己破産と並んで非常にメリットの多い債務整理であることを知りました。

 

私の場合には、再生計画を作るときに、今後は収入が減ることはあっても増えることはないという考えをしましたので、このままでいけば3年で残りの債務を完済することができそうです。