パチスロで借金をしてしまった場合、そのまま放置していると大変なことになります。
なぜなら、パチスロのようなギャンブルで作った借金は、自己破産の免責不許可事由に該当してしまうためです。
免責不許可事由に該当していても、裁判官の裁量によって免責が下りることも多いという情報もありますが、100%ではないので、安心はできません。悪質性が高いとされてしまったら、免責は下りないでしょう。
そのため、なるべく早めに債務整理に強い弁護士に相談をすることが重要です。
(注)もちろん借りたお金はきちんと返すのがルールです。返済することをとにかく頑張ってそれでもどうしても返済していけないという時の場合です。
自己破産になってしまうと、免責が下りるかどうかということで不安な日々を送ることになるでしょう。
しかし、任意整理では高い確率で借金を減らしてもらえます。自己破産をしなければならないような状況になる前に、弁護士に相談をして、任意整理をしてしまうことです。
しかし、まだ任意整理をするような段階でもないというケースもあるでしょう。
私は、年収が350万円程度でしたが、パチスロで120万円の借金を作ってしまって、任意整理をしようかどうかということで迷ったことがあります。
しかし、任意整理をするとブラックリストにのってしまい、自動車ローンなどもしばらくは組めなくなるので、私は自力で返済をしていこうと考えました。
まだ延滞もしていなかったので、金利の低いカードローンに借り換えをして、負担を減らしました。おまとめローンという手段もありますので、審査に通る自信がある人なら、おまとめをするのもアリです。
クレジットカードを有効活用するという方法もおすすめです。
クレジットカードのショッピング枠リボ払いは、手数料が10%~15%となっていて、銀行カードローンよりも負担を減らせることがあります。
スーパーやコンビニでの買い物、レストランでの食事など、なるべくクレジットカードで支払うようにすることで、現金を余らせるようにしました。大手通販サイトのポイント5倍デーなども有効活用するとよいです。
クレジットカードは、リボ払い専用のカードを1枚作っておくとよいです。一般的なクレジットカードは、リボ払い手数料が15%となっていることが多いですが、リボ払い専用のカードなら、10%~12%程度のものを作れることがあります。リボ払い専用のカードは一括払いができないので不便ですが、リボ払いをよく利用する人にとっては、銀行カードローンよりもお得になる場合があるのでおすすめができます。
私はこういった方法を使って、120万円の借金を2年で完済してしまいました。大変な思いをしたので、パチスロはもうやっていません。
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