労災病院、勤医協、徳洲会、済生会病院で働くメリット

労災病院、勤医協、徳洲会、済生会病院で働くメリットはあるのでしょうか?…日本には全国各地にネットワークを張る大規模病院があります。
こういった病院の特徴、働くメリットやデメリットを考えてみましょう。

 

労災病院は炭鉱労働者のための病院だった

 

東京、関東、新潟、北海道、四国、九州など全国に散らばる労災病院。独立行政法人労働者健康安全機構労災病院、と長い名称が付いた病院はもともと全国の産炭地のための病院でした。現在日本は海外から石炭を輸入しているため、炭鉱労働者の病院は特に必要ではありません。

 

ただ、その名残から全国に労災病院として残っており、維持されています。労災病院の特徴は、職員が準公務員であること。国家公務員なので、様々な待遇が用意されています。ただ、全国の病院に”転勤”することがあります。メリットとデメリットはこの点に集約されるでしょう。

 

最近では”ストライキ”をよくする病院、と言われるようになっています。逆にいうと、病院関係者がストライキをすることが珍しいのが、日本ということでもあります。

 

 

勤医協は、日本最大の医療グループ

 

全日本民主医療機関連合会という組織が運営する、医療機関。病院からクリニック、訪問介護施設まで運営しており、7万人以上もの関係者がいるグループです。
この組織は民間病院とは違い”理念”を掲げた人たちから出発したもので、夜間診療なども力を入れています。政党支援も行っている病院です。

 

徳洲会…24時間病院の先駆け
全国に300近くの病院を抱える徳洲会は、24時間医療を日本で定着させたことで知られています。急性期病院としても全国で信頼されており、今では各地区での中核病院となっています。
災害医療やドクターヘリなども積極的に関わっており、診療科目も多い病院が多いので、興味のある方は求人チェックが必須!でしょう。

 

済生会病院。病院船を持つ日本唯一の病院

 

代々皇族が総裁となっている、歴史ある病院。全国に300弱の施設があり、社会福祉法人の中の病院として存在しています。

 

無料低額診療事業を行っていることから、地域では特色のある病院としても知られます。また、病院船を持つことで知られています。グループ全体で6万人弱という巨大組織なので、離職者も数は多いのですが、看護師総数が多いことも理由の一つです。

 

 

全国規模の病院に勤めるメリットとデメリットとは

 

総合病院の中で、全国規模の病院となると”組織を知る”ための活動がどうしても出てきます。カンファレンス以外に、病院グループ独自の広報活動など、参加しなければならないものがあります。それが政治だったりストだったり、あるいはボランティア活動であったり、と様々です。

 

ただ、給与や仕事とプライベートの割り切りがしっかりしているのも大病院の基本です。組織が大きいと、仕事は仕事、個人は個人…と干渉が少ないもの。入職と離職が頻繁なのも自由度が高いため。気に入れば勤め、嫌ならやめる…居心地が良ければ長く働き続けられるメリットもあります。