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小児科で看護師として働きたい!
子供が好きだし、小児クリニックの雰囲気が好き…そういう看護師が結構増えています。郊外にある個人クリニックは、建物がきれいだったり室内も明るい雰囲気が特徴。待合室も木をふんだんに使っているところも少なくありません。
働く方としても、ナース服はピンクが入っていてかわいいし、小さな子供が出入りするので「若返る」ような感じがする、という看護師も結構いますね!
小児科勤務って、実際はどうなんでしょうか?
結構忙しい!クリニック小児科ナース
小児科は
「急患の多い大病院」
「NICUといった専門病棟」
「地域のかかりつけクリニック」…
などに分かれています。一番多いのは、3番目の個人クリニック。ですが、子供が少なくなっているため、クリニック自体が減っているのも実情です。
個人クリニックの場合、1人の医師に少なくとも3人から4人の看護師が常勤しているのが普通です。バイタルチェックでも注射でもすぐに泣きだしてしまう小児患者、それに親や兄弟が一緒にいることで、診療室はいつもバタバタ状態です。
子供は「この看護師さんは優しい!」「この人は怖い!」と、直感的に見分けます。子供がぐずると親はイライラしがちになるもの。中には「待合室での順番待ちが長すぎる!」とか「駐車場に車が入れにくい」などと不満を募らせる子供の親もいるようです。
大病院でも、急患の時は「専門外」の医師が対応?
クリニックと違って、総合病院の小児科の場合は「専門科」として受診するところ。ですから、看護師として小児への対応は「小児科専門」医師と小児科専門の看護師で行うのが普通です。小さな子供は大人と違って意思表示がうまくできないケースが多く、看護師の経験が大事になります。
バイタルの場合でも、医師以上に子供の表情を読み取るなどの慎重さが必要なため、子供が好き…という方には願ってもない職場になるのは間違いないところです。
ただ、一方で急患となると事態は一変!
当番制で医師が対応する大病院。小児科以外の医師が診療することがあり、インフルエンザの季節などは野戦病院並の忙しさに!大病院では必ず時間外診療がありますが、こうした勤務を想定しないといけません。
小児科希望の場合、職場の内容を事前に調べるのが大事
NICUといった専門病棟で働く場合だけでなく、小児科看護師になるには、一定の経験がどうしても欠かせません。クリニックの医師にしても、子供とその親に好かれる人物でないと採用しにくいのです。
自分は小児科を希望…でも、自分が本当に小児科に向いているの?そう悩む方は少なくないでしょう。まずは、第三者にしっかりと自分の性格や看護師のスタイルを理解してもらう。その結果、自分にぴったりした病院があるかどうかを探してもらうのです。
これはプロでなければできないこと。看護師専門のコンサルタントでないと、看護師のタイプ、性格にぴったり合った小児科求人を当てはめることは不可能です。
看護師転職サイトは、こうした小児科求人の中で「この人だったらこの求人を勧められる!」という看護師だけに紹介するシステム。紹介はしたものの、入職して3か月で退職してしまった…となれば、コンサルも病院側も大変な損失だからです。
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