救急病院に勤めるのはどうですか?救急病院って忙しい?

残業が結構あるような気がするけど、どうなの?

 

救急病院は1次救急、2次救急、3次救急(場合によっては1.5次救急もあります)と分かれています。ご存知とは思いますが、1次救急は外来臨床、2次は入院加療、3次は集中治療を意味します。ちなみに2014年には全国に1次が810、2次が3,284、3次が261 施設あります。

 

求人には「忙しいが、残業なし」といった条件が掲載されていますが、実態はどうなのでしょうか?

 

 

1次救急は当番医

 

1次救急は本来”軽傷”の患者が訪れる場所です。そのため、内科医から外科医まで地域の当番医が勤めることが多い。よく新聞やネットで「休日の当番医」が掲載されますが、看護師もその日は仕事となります。もちろん無床クリニックでは重傷者は扱えないのですが、様々な容態の患者が来院するため、非常に忙しいのが現実です。

 

また、地域の救急医療センターの場合、夜間診療を行います。平日でも夜間のみの診療を掲げるので、夜勤だけの勤務になります。

 

 

2次救急指定の病院はあるが、専門病院はない

 

2次救急に多いのが救急搬送された患者の見極め。交通事故や持病の悪化といった容態の急変で、救急搬送される患者は、救急車からの連絡でどのような症例の患者かどうかをまず判断します。

 

その次に、搬入された患者を安静にして、医師に診断してもらいその後病棟送りにするかどうかを決めます。中には、全くの”仮病”という例が多数紛れ込んでいますので、うまく処理しなければならないこともあります。

 

命に係るところなので時間との勝負ですが、チームワークで仕事をしますので、コミュニケーションのストレスはそれほどないと言われます。

 

 

3次救急は多忙の極致

 

日本で一番忙しいERが大病院や県立病院、大学病院。救急搬送がひっきりなしに行われており、そういった患者は医師が診断し、自家用車や徒歩、タクシーなどで訪れた患者はトリアージナースが差配します。また、近年は高齢者が救急搬送の大半を占めており、看護師の仕事は”患者の見極め”が大半です。

 

その後医師の診断が行われ、ICU入院させるか、一般病棟に移すか、自宅へ返して外来通院を促すか…という部分を看護師が行います。

 

看護師の忙しさは、患者を実際に移動させるという部分。これが全てにおいて大切なのです。

 

求人はよく見ないとわからない

 

2次と3次の場合、残業があって給与が高くところと、残業はないが給与は低いところがあります。どちらが良いかは看護師ご自身の判断ですが、それよりも前に専門コンサルタントから情報を聞くことが大切です。

 

看護師転職サイトでも、病棟看護師から転身してトリアージナースになった方を扱った話がたまにあります。病院によっても、地域によってもERの忙しさはかなり違います。ですが、やりがいのある仕事には変わりありません。ぜひ、しっかりと求人内容を聞いてから、応募するのが鉄則です。