看護師はモノ扱い!モンスター化する患者”家族”とは

最近多い”患者の家族からの暴言”。特に長期入院している患者の家族のハラスメントが目立っています。
どう対処すればよいのか、あるいはハラスメントを受けた場合の気持ちの整理の方法…
看護師として働く場合の知恵をご紹介します。

 

 

看護師はモノ扱い!モンスター化する患者”家族”とは

 

昨今問題となっているのが「特別扱いしろ!」という要求。小さな子供を持つ親から、要介護の親を持つ子供世代(50代以上)など、様々な人たちが無理難題を押し付ける行為です。

 

一番多い類が「病室での暴言、暴行」。看護師への八つ当たり、医師を呼べ!という暴言に暴力沙汰…こうした人たちはもはや手に負えない、として腫れ物に触るように扱われることから、ハラスメントが助長されてしまいます。

 

問題の本質は、ハラスメントを起こす人の性質です。彼らの特徴は”自分より弱い者に当たる”ということ。強く制する看護師や病院職員には手出しはしないのに、おとなしい性格の看護師や、医師には食ってかかるどころか殴りつけるなど平気です。

 

つまり”人を見て悪さを行う”という人たちなのです。現在日本の病院の半数以上が”モンスターペイシェント”の被害を受けており、その傾向は広がっています。正常な医療業務が妨害されるため、一刻も早く対処しなければなりません。

 

 

弁護士は頼りになる?

 

モンスターペイシェント対策はどうしたらよいのでしょうか?その一つは「弁護士」の存在です。弁護士とは、事件が起きた場合に法に照らして”勝ち目があるかどうか”を考えて相手を訴える…という動きを行います。

 

この場合、あくまでも相手に落ち度がないと”訴え損”となり、殴られてしまった看護師、医師は”泣き寝入り”するしかないことも多いのです。

 

弁護士によっては、モンスターペイシェントの不法行為に対して”まずは警察へ届けてください”と指示するケースが少なくありません。ただ、これでは解決がなかなか進まないのも事実です。

 

 

用心棒を雇用する!

 

なんだ、弁護士では即効性のある対策はないの?とがっかりするかもしれません。ですが、中にはこんな弁護士もいます。”モンペ”が出現したら、交渉はお任せください!”…もしモンペが”看護部長を呼べ!”と怒鳴ったら、弁護士を呼んで個別交渉してもらいます。

 

この弁護士は話術も巧み、体力も気力もあり、相手に対してあらゆる手を使って医療業務妨害を阻止します。こうした弁護士こそ現代版の”用心棒”です。

 

もう一つが”警察OB”の存在です。例えば、宮城県大河原町の「みやぎ県南中核病院」では、2009年4月から警察OBを2名雇用。トラブル解決は絶大で、未収金回収までしっかりと行うなど、看護師の精神的な負担が軽くなった…と好評です。

 

 

看護師として安全・安心に働くには、こうした用心棒対策がある病院かどうか、これも着目して入職するのが条件だと言えるのではないでしょうか。

 

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