看護師は転職の回数が不利にならない理由

普通の会社とは違い転職に対して印象が悪くならないのが看護師

早期離職が多い看護師。しばしば取り上げられるのが「病院入職1年目で9%から10%の離職率」という数字です。病院(クリニックではない)勤務の看護師のうち、60万人が加入しているといわれる日本看護協会では「早期離職を減らそう」と様々な試みをしています。

 

でも、実際にはどんな病院でもクリニックでも、看護師がいつかは辞めていくもの…と考えられており、一生同じ医療施設で勤め上げる看護師は滅多にいないことが常識。

 

職場が”自分には合わない”から辞める…それは間違っているのでしょうか?

 

 

一般社会と看護師の社会が決定的に違う点とは

 

社会人から看護師になる人が毎年増加し、最近では看護学校入学生の半分が社会人経験者…というところもあります。当然、20代半ばから後半、あるいは30代以降の新人看護師が増加しているのですが、こうした看護師に対して「違和感を感じる病院」はあるのでしょうか?

 

病院の看護部長や師長から見ると、かなり有名な大学を卒業して一部上場企業にまで勤めたOLが看護師として再出発する…ということに”やっかみ”を持つ、という時代が長く続きました。”なにも看護師にならなくてもいい経歴なのに…”と嫌味を言う世代があったわけです。

 

ここ10年ほどで社会人看護師が増加したことで、それほど意識されることはなくなりましたが、それでも新人看護師が30代…となると、いじめる上司が出てきます。一般社会では年齢がどうだ、過去の経歴がどうだといったことで人間関係がぎくしゃくすることはほとんどないでしょう。ですが、看護師の世界ではそこが問題となるのです。

 

 

職場が嫌になったら、別の職場を探せばよいという看護師の特権

 

先輩が後輩を”しごく”文化は、建設関係や土木関係、あるいはモノづくりに関わる業界で行われてきました。が、昨今は少子化の影響が強く「せっかく入社した高卒の男性社員」に厳しく当たった結果、3か月持たずに離職…されては大変という流れがあります。

 

ですから、若い社員をできるだけ優しく育てる、辞められないように根気よくしつける…という社会風潮が生まれました。ですが、看護師社会だけは別のようです。

 

世の中に160万人の看護師がいて、10万のクリニックと8,000の病院があっても、求人はなくなることがありません。ですから、今の職場で厳しく当たられて嫌になればほかに移ればいい…それが当たりまえとなっているのです。それは決しておかしなことではありません。

 

看護師はどの職場に行っても、看護師として働きます。会社員のように「この病院を辞めたら寂しくなるだろうな…」と思うことはまずないでしょう。それはどの病院に移っても看護師としてすることは同じ、使命感も同じだからです。

 

 

看護師という仕事はラッキー。転職が人生で不利にならない

 

ほかの仕事では、転職を重ねることで”落ち着きがない”と見られがちです。また、資格があっても60代70代と長く勤められる仕事は、看護師を除いてまずありません。

 

看護師という仕事はラッキーです。いつでも自分の職場を変えることができます。ですから、より自分に合った場所で働くチャンスを逃さないことが大事です。せっかく転職するなら、転職のプロに応援してもらうべきでしょう。転職サイトでしっかりと非公開求人をゲットしましょう。

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