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女性だけじゃない!男性看護師がどうしても欲しい病院もあります
看護師は女性の仕事…どの病院やクリニックに行っても、白衣を着た看護師さんが受付から、外来、診察室…と忙しく働いているものです。
ところが、最近は男性看護師の姿もちらほらと見かけるようになってきました。特に、脳外科や精神科、内科でも入院病棟があるところでは、男性看護師が夜勤や患者の移動を積極的に行うようになっています。
こうした男性看護師の場合、職場では問題や悩みはないのでしょうか?
男性ならではの悩みは結構多い
最近、毎年のように看護大学や看護学部の新設や増設が聞かれるようになっています。
現在国内には700以上もの大学がありますが、そのうち250から260が看護大学、看護学部を持っている…と言われています。
従来、看護大学は女性が入学するもので、医療系大学の看護学部か、福祉系大学の看護学部として存在していました。
ですが、昨今は独立した看護大学が多くなり、男子学生にも門戸を開いています。
ただ、男性の割合は多くて10%。90%以上が女子学生ということになり、座学は良いとしても、実践学では人体に触れるなどなかなかナイーブな問題に直面しているようです。
病院でも男性看護師は、女性看護師とのコミュニケーションの難しさに加え、女性患者から「ケアされたくない」などの拒否反応も少なからずあり、様々な壁にぶつかっています。彼らの悩みは「自分が孤独になってしまう」ということであり、職場で疎外感を味わうことの多さのようです。
男性看護師がどうしても欲しい職場もある
ところが、男性看護師が活躍する場が増えているのも確かです。
脳外科の場合、様態が急変する患者や、夜勤シフトが多い場合、男性看護師の力が必要になります。
女性には特有のカラダの事情がありますが、男性はそれがなく、子育てという問題もありません。
急性期病院では、男性看護師の体力や判断力が非常に重宝され、精神科病院の場合は特に男性の強さが、患者を安心させることにも繋がります。
男性は、どちらかというと黙々と働く人が多く、女性が多ければその傾向は強まります。
ですから、男性看護師を頼りにする病院は実は多いのです。
男性看護師こそ、積極的に自分を必要とする病院に行くべき
男性であるがゆえに、病院内で孤立するのは実にもったいないことです。
また、医師の下でしっかりと働くことで、男性看護師の地位向上を努めることも大事でしょう。
それと同時に、男性看護師の給与水準が一般社会からみると、低くなっているのも事実です。
ある調査によれば、男性看護師の平均給与額は474万円。
一般サラリーマンの平均給与額が499万円であり(平成26年度)給与額が低くなっています。
男性の場合、家族を養うケースも少なくないでしょう。
もしかすると、今の給与よりも高い病院があるかもしれませんし、もっと自分の看護師としての仕事の幅が広がる場所があるかもしれません。
病院側も、男性看護師の入職を担当した経験が少なく、その力を知らないのかもしれません。
今のままで、もし病院で孤立気味になっていたとしたら…それを打開するのはなかなか難しいかもしれません。
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