子供の身長というのは、本人からしてみるとかなり気になるもの。
他の人より1cmでも高くなりたい!と思い続けたのは懐かしい思い出ですが、
何歳の時に、どのくらい伸びるか?というのは個人差がありますので一概に言いきれません。
また、男女間においても成長期を迎えるタイミングが違いますので、
月齢によってかなりバラつきがありますが、今回はその伸び率を検証していきましょう。
【男の子】
12~13歳の身長の伸びが8.6㎝。
13~14歳が8.7㎝、
【女の子】
12~13歳の身長の伸びが4.2㎝
13~14歳が2.2㎝
一般的には女子の方が、男子よりも先に成長期を迎える傾向が強いので、
実際、この月齢の子供たちを男女で比較すると、女の子の方が背が高く体格もしっかりしていて、
逆に男子の方が小柄で細身、という傾向が見られてもおかしくありません。
大げさな話ではなく、この時点で身長が165㎝…という女子がいます。
そして、中学生になる頃の13歳くらいになると、今度は男子が成長期を迎え始めますので、
男子が本格的に大きくなり始めます。私自身、やはり中学入学直後のこの時期から背が伸び始め、
中学1年生の1年間で10cm以上伸び、母親と姉を追い抜きました。
この時期に伸び始めるお子さんも多いと思います。
14歳・15歳頃になると、伸びが落ち着いてくる男子もいますが、
このくらいの時期から急に伸び始める男子もいます。
一方、女子では個人差があるものの、このくらいの月齢では伸び率が落ち着いてくるのが
一般的です。伸びても年間で2~3cm伸びるかどうか、といったところでしょうか。
私も中学時代、この月齢時には身長の伸びは落ち着きを見せ始めましたが、
最終的には中学3年間で20㎝以上伸びました。
この12歳~15歳くらいの年代は、いわゆる『第二次成長期』と呼ばれる時期で、
体に著しく変化が見られる時期でもあります。
もちろん、例外はありますが大多数の人がこれに当てはまると思います。
また、体形においては遺伝的な要素がとても強く影響します。
両親が大きいと、子供も大きいというのは珍しくありません。
体格も父親母親どちらかに似てくるといいますので、伸び率もご両親の
影響が色濃く反映されているかもしれません。
こうしてみてみると、この月齢の成長がいかに背丈に影響してくるかが分かります。
本人の『背を高くしたい!』という努力も大切ですが、それを支える我々保護者も、
食事面などでサポートしていきたいですね。