背が低いのは、遺伝の影響が大きい!?
背の高い両親から生まれた子供は高くなりやすく、反対に両親の背が低いと同じように低くなります。
しかし、両親からの遺伝で全て決まるわけではなく、後天的な要素でも決まってきます。
実際に両親の背が低くても伸ばすことは可能なので、諦めずに挑戦することが大事です。
背を伸ばす要因には、遺伝の他に睡眠や運動、食事も影響しています。

大人は睡眠時間が7時間でも6時間でも問題ありませんが、小学生ぐらいまではもっと長時間必要です。
具体的には、10時間から11時間の睡眠が、5歳から12歳までの間は必要とされています。
長時間の睡眠が必要な理由は、寝ている間に成長ホルモンが分泌されるからです。
昔から寝る子は育つと言われていますが、本当に睡眠時間が長いと背が伸びやすくなるのです。
うちの子も背が低かったのですが他の子と比べても睡眠時間が短いでした。
しかし、成長ホルモンが分泌されやすい時間に寝ていないと、効果はそれほど感じられません。
背が伸びやすい時間帯とは、夜の10時から夜中の2時です。
この時間帯は成長ホルモンが分泌されやすいので、夜は早めに寝る習慣を取り入れましょう。
運動も睡眠と同じように成長ホルモンを促すので、適度に運動をさせなければいけません。
家に閉じこもりがちだと分泌される成長ホルモンが少なくなり、背が伸びにくくなります。
ただし、運動と行ってもハードな運動をさせる必要はなく、あくまでも適度な運動です。
成長ホルモンは睡眠や運動以外に、食事からも活発化させることができます。
食事から成長ホルモンを活発化させるためには、アルギニンを摂取しなければいけません。
アルギニンは大豆やクルミ、アーモンド、クロマグロや豚のロース肉などに含まれている栄養素で、摂取すると成長ホルモンの分泌を促します。
これらのアルギニンを摂取できる食品の中でおすすめなのは、大豆です。
大豆にはアルギニンの他にたんぱく質も含まれていて、子供の成長を促す栄養素が多く含まれています。
大豆は豆腐や味噌などから摂取できますが、背が低いからといっても大量に摂取するのは無理があります。
そこで活用したいのが、サプリメントです。
アルギニンやヨウ素、Lチロシンなどが含まれているサプリメントを子供に飲ませれば、今より背を伸ばすことができるでしょう。
遺伝の影響が強いと、背を伸ばすことを諦めてしまうかもしれません。
ですが、子供の成長ホルモンを促す生活習慣に変えれば背が伸びる可能性は高まるので、背が低いと悩んでいても諦めずに挑戦しましょう。