小学生の時は身長が低いことで困りや悩みを抱える事が結構あります。
背が低いことで困った事の代表的な事柄を10個あげてみます。
①クラスの座席で、前の席に座っている人が背が高かった場合黒板が見えづらいと言う事があります。
小学生の頃は身長差が結構あります。
前の子供が背が高いとすっぽり頭まで隠れてしまうため、背伸びしないと見えないのです。
②また、背が低いと図書室の本棚で上の方は手が届かないというものがあります。
いちいち友達や先生に頼むのが嫌で自分でとろうと下の段に足をかけて撮ろうとして怒られてしまうなど、ちょっと理不尽な目に合う事もあります。
③校庭や体育館などで一番前に並ぶので真面目にしていないと悪目立ちして注意されやすいという事もあります。
真ん中あたりであれば、少しだらけていたり横の人と話をしていてもばれる事はありませんが、一番前ではそうはいきません。
損な役回りです。
④体育大会の徒競争の時に身長は大きく影響します。
体格の良い子供は歩幅も大きくかけっこが早くなります。
走り方などでカバーできる場合もありますが、やはり小学生の頃は体格が大きく物を言います。
⑤先生に当てられて、黒板で答えを書く時に上まで手が届かず、半分より下にしか書けないという事もあります。
親切な先生なら、下の方の問題を与えてくれたりしますが、イスなどを使って上に書かざるをえないこともあり、恥ずかしい思いをする事もあります。
手を挙げても見つけてもらえないと言う事もあります。
⑥給食のあまりを欲しい時、人気の係に立候補したいときなど目立ちたい時に見てもらえないのは悲しいものです。
⑦男の子に特に多いのが、好きな女の子の方が背が高くて仲良くしたくても話しかけられないというものです。
異性として見てもらえないのは小さい子供でも悔しいものです。
⑧けんかや意見のぶつけあいの場などでも体格の違いは大きく物を言います。
大きいから強いとは限りませんが、身長が低いとどうしても軽く見られたり不利な事が出てきます。
⑨黒板掃除で上の方の字を消すのも一苦労です。
手を伸ばしても届かないので仕方がないのですが、背の高い子に比べて小さな作業にも苦労があります。
⑩下の学年の子供にも馬鹿にされやすいと言う事もあります。
どうしても上学年下学年の意識は身体の大きさからも生まれます。
こういった困ったこともいろいろな事を乗り越えて強くなる糧に出来れば、とても良い経験です。